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孫子研究ブログです。孫子兵法は別名『孫子兵経』、『SUNTZU』、『The Art of WAR』ともよばれています。ナポレオンや毛沢東も愛読していました。注釈者には曹操、杜牧、山鹿素行、荻生徂徠、新井白石、吉田松陰、等の有名人も多いです。とにかく深いです。

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2013-03-11 (月) | 編集 |
孫子 兵法 大研究!

「作戦篇」全文:孫子 兵法 大研究!

「作戦篇」全文


『作戦』

孫子曰く、凡そ用兵の法、馳車千駟、革車千乗、帯甲十萬、千里にして糧を饋らんとすれば、
則ち内外の費・賓客の用・膠漆の材・車甲の奉、日に千金を費して、然る後に十万の師挙がる。
其の戦いを用うるや、勝つも久しければ、則ち兵を頓らせ鋭を挫く。城を攻むれば、則ち力屈き、久しく師を暴さば、則ち国用足らず。
夫れ兵を頓らせ鋭を挫き、力を屈くし貨を殫くさば、則ち諸侯其の弊に乗じて起こる。智者有りと雖も、其の後を善くすること能わず。
故に兵は拙速を聞くも、未だ巧久しきを睹ざるなり。
夫れ兵久しくして国利あるは、未だ之れ有らざるなり。
故に盡く用兵の害を知らざる者は、則ち盡く用兵の利を知ること能わざるなり。
善く兵を用うる者は、役は再びは籍せず、糧は三たびは載せず。
用を国に取り、糧を敵に因る。故に軍食足る可きなり。
国の師に貧なるは、遠き者遠く輸せばなり。遠き者遠く輸さば則ち百姓貧し。
近市なれば貴売す。貴売すれば則ち財竭く。財竭くれば則ち以て丘役に急なり。
力を中原に屈くし、内は家を虚しうすれば、百姓の費、十に其の六を去る。
公家の費、破車罷馬、兵戟矢弩、甲冑楯櫓、丘牛大車、十に其の七を去る。
故に智将は務めて敵に食む。敵の一鍾を食むは、吾が二十鍾に当たり、(きかん)一石は、吾が二十石に当たる。
故に敵を殺す者は怒なり。
敵の利を取る者は貨なり。
故に車戦に車十乗已上を得れば、其の先ず得たる者を賞し、而して其の旌旗を更め、車は雑えて之れに乗らしめ、卒は共(もてな)して之れを養わしむ。
是れを敵に勝ちて強を益すと謂う。
故に兵は勝つことを貴び、久しきを貴ばず。
故に兵を知るの将は、民の司命、国家安危の主なり。

以上で孫子兵法「作戦篇」は終了です。各文をクリックすれば、解釈のページにとびます。

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